2011年9月27日

オイルは肌の調味料

9月の終わり頃から急に肌の乾燥を感じること、ありませんか?

同時に「秋とはいえ、まだ湿度は残っているし、本格的に乾燥が厳しくなるのは1月~2月くらいなはず。いまから・・・」と、首をかしげたり。

その訳は、肌の衣替えが終了していないから。肌は(人によって差はありますが)入れ替わるのに一ヶ月位かかるので、今はまだ、湿度が高い夏仕様の肌。ようは夏服なので、少し気温と湿度が下がっただけで「涼しい(寒い?)」とか「乾燥してカサカサする~~」と反応してしまうのです。

これが、コートを着こむくらいの本格的な冬になると、肌も衣替えをすませ、冬仕様に。11月12月あたりは、いったん乾燥によるヒリつきが治まり、寒波が押し寄せる1~2月頃、再び乾燥を感じます。

こちらは単純に外気の乾燥に対し、肌の保湿力が追いつかず感じているツッパリ感です。それに真冬に肌が乾燥するのは、誰もが慣れているので、不思議な現象とは受け止めないものです。かすかに暑さが残る、いまの時期に「乾燥」するから、戸惑うのです。

こんな時は、裏技になりますが、冬用の保湿重視コスメを揃えるまでの間、上質な食用オイル…アルガンオイルやフッラクスオイル(亜麻仁油)で、肌を守るという手があります。

裏技と書いたのは、食用は精製度が低いので、香りや色がそのまま。テクスチャーも、モロ「油」です。なので、塗っても害はないのですが、さすがに全身は…顔~デコルテまでにしておいたほうがいいでしょう。

あと、注意点としては、ギタギタと見た目よろしくないので、寝る前が無難です。黄色い色(天然の色です)が寝具、パジャマに移る可能性があるので、タオルなどで保護。朝は必ず洗顔を(酸化しやすいので、つけっぱなしは反対によくありません)。
と、スキンケア製品として使いやすく加工されている美容オイルに比べたら面倒ですが、冬用のスキンケア製品を揃えるまでの中継ぎには充分・・・いや、それ以上の効果があります。

これは、以前、雑穀を使った料理の勉強で植木もも子さんの料理教室に通っていたとき、植木さんの肌が、そのご年齢にしては、ピカピカ,つやつやなので、秘訣は?ときいたら、「夜、調理につかっている亜麻仁油を顔に塗って休んでいる」とのこと。以来、私もアンチエイジング目的で塗っています。

アルガンオイルのほうは、日本ではコスメの原料として近年注目を集めているオイル。
モロッコのアルガンの木の実の種から絞ります。ちなみにアルガンの木の実の採取には規制があり、期間も決められ、木には人間ではなくヤギしかのぼれません。

ヤギにアルガンの実を食べさせ、種を地面に落とさせます。落ちてきた種を収穫し、割って種の中身を取り出し、圧搾して油をとります。ちなみに、木登り担当のヤギさん達はアルガンの実をたっぷり頂いているので、乳の味が美味しいのだそう(私は未確認ですが・・・)。

コスメとして加工されている製品を食用にするのは無理なので、反対に、食用のアルガンオイルを手に入れて、モロッコ料理を作りながら顔のお手入れにも使用・・・というのがオススメです。手持ちのスキンケア製品に混ぜて保湿力を上げてもいいですね。

上質なオイルは、食べるだけでなく、こんな風に、季節の変わり目の乗り越えるのにも役立ってくれます。

マコト

写真1:最近、生で食べられるカボチャ「カポッコリー」にこっています。
写真2:カポッコリーは切ると薄めの黄色。アルガンオイルも亜麻仁油も加熱しないほうがいいので、ドレッシングにして野菜とともに。
写真3:先日モロッコ大使館の方の協力で「ミントティー」を教わりました。美味しすぎて、これまで試していなかったことを後悔!もう市販のミントティーは飲めません!完全に別物でした。
写真4:モロッコの伝統的な焼き菓子も。「くるみとアーモンドのゴリーバ」小麦粉を一切使わないのが特徴です。
写真5:春巻きみたいのは、モロッコの代表的な揚げ菓子「アーモンドのブリワット」。ワルカと呼ばれる生地に包んで揚げています。
写真6:餃子のような焼き菓子「コオプガゼル」。中身はアーモンドのペースト。モロッコのお菓子は小麦粉よりアーモンドの使用率が高くかなりヘルシー。