2011年11月29日

蜂蜜コスメで甘い唇

前回、キッチンで作れるコスメをチラッとだけ紹介したら「他にも教えて」と、連載を読んでくれている知り合いからメールが。パンやお菓子作りが好きな人は、手作りコスメにも興味があるよう・・・ということで今回も、食材を使ったコスメのお話です。

今、コスメ(製品として店頭に並んでいる物)の原料で「蜂蜜」が注目を集めています。そのスター成分「蜂蜜」を使ったお手入れ。
蜂蜜は前号の「アボカド」に比べ、家に常備されている率が高いので、作りやすいかと思います。

ケアする場所は「唇」。
個人的なお話しなのですが、私は空気が乾燥してくると、とたんに唇がガサっとし、皮がむけてきます。すると口紅やグロスがひっかかって均一に塗れないので、引っ張って剥きたくなる衝動にかられますが、それをやってしまうと、ジワ~と血が滲むので我慢。かわりに「蜂蜜」に助けてもらいます。

トロッとした甘~い蜂蜜。美容面での作用の代表はなんといっても「保湿」。その影に隠れていますが「ピーリング作用」も。角質の代謝を促す成分も含まれているので、除去と保湿、両方の働きかけをしてくれるのですよ。

蜂蜜を唇にのせ、しばらくおくとふやけてくるので、綿棒などを使って優しくかめらとる・・・ことも可能ですが、私はここでも食材を利用。ロースト済みの「小麦胚芽(小麦の胚芽部分)」を混ぜ込み、スクラブ剤かわりに(クオカの小麦胚芽はローストが浅いので、軽くフライパンでロースト)。

作り方は・・・
小麦胚芽に蜂蜜をたらします。指で混ぜていき「これなら唇の上にとどまってくれるな」という硬さが目安。蜂蜜は製品によって粘度が違うので様子みながらね(固めのものより液体状で柔らかめのほうが調整しやすいです)。で、完成!簡単でしょ。

そのペーストを唇にたっぷりのせ、5~10分。皮がふやけるのにも個人差があるので、ここでも様子をみてね。唇の皮が柔らかくなった頃には、小麦胚芽もふやけるまではいきませんが、角がとれてあたりが柔らかくなっています。そのツブツブ(小麦胚芽)で、皮をからめ取るように、指でころがします。 このとき、下にポロポロ落ちるのでタオルをひいたり、洗面台の上でお手入れするとよいでしょう。

小麦胚芽がすべて落ちる頃には、つるんと一皮むけた柔らかい唇が出現。残っている粒々はタオルなどで拭き取ります。洗い流してもいいですが、蜂蜜を、うっすら残ったままにしておくと、保湿成分が新しく生まれ変わった唇を保護してくれます。

肘や膝、かかとのカサカサが気になるときは、多めに作り、放置時間も15分位と長めにすればボディのお手入れも可能。ちょこっとだけ余ったなんてときは、手の甲のスクラブ剤として使用し、白くふっくらした手に。

ここまで読んで「つぶつぶ感がある食材ならなんでもいいのでは?」と感じた方、それも正解です。
実際、ココナッツやナッツを粉砕した物を使うときもありますし、スクラブ剤をもう少し細かなタイプに仕上げたいときは黒糖を。

ようは、粒の残る食材であれば、ふやけた角質と絡んでくれるのですよ。ただ唇ケアの場合、口に入ったりもするので、万が一を考え、あらかじめ食べられる物でしか組み合わせないのです(なので小麦胚芽もローストを)。

万が一なんて書いていますが唇なので、塗るのは鼻のすぐ下。
カントリー風クッキーと同じ甘い香りが鼻腔を刺激し、しかもそれが食べて問題の無い食材であったら、舐めますよ(笑)。
それを見越して「食べられる物を原料に」と、しているわけではないのですが、この「蜂蜜×小麦胚芽」で唇ケアは美容面、味覚面、両方で美味しいです♡

マコト

写真1:蜂蜜を混ぜるだけ。本当に簡単。蜂蜜、お手頃価格の物で充分ですよ
写真2:ロースト中の香ばしい香りもご馳走です
写真3:パンに塗ったりするには酵素が生きている「生蜂蜜」を愛用。画像はテラクオーレもの
写真4:生の蜂蜜は風味が豊か。いくつか揃えて味を比べても楽しい
写真5:先日、仕事で新潟方面に。念願の「ポン酒館」に!越後湯沢駅にあります
写真6:よっぱらいサラリーマンの蝋人形が。つい調子にのって「介抱ポーズ」
写真7:自動試飲機。けっこうレアな銘柄まで。日本酒好きにはたまらない空間。あ、そういえば酒粕もコスメに良く使います。今度、酒粕バーションも紹介しますね