2016年8月3日

僕なりの珈琲時光

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半年ほど前から自宅で飲むコーヒーは自家焙煎したもの、と自分ルールを設定してしまったばかりに、真夏の昼から汗水たらしてコンロに向かって焙煎網を振り回しています。まだ模索中ですが、しかしながら意外と楽しい。Mっ気をくすぐられてるのか、腱鞘炎を恐れず日々奮闘しております。そんな焙煎方法を一通りご説明しますね。

*用意するもの

  • 焙煎網:ふたと木のハンドルが付いてるもの。銀杏を炒める為の網で代用も可。金物屋などでも購入できます
  • コーヒー生豆:個人経営のカフェなどで購入。常温で2年くらいもちます 
  • ザル:普通のザルでも。よほど小さいサイズでなければOK
  • ボウル:ザルが入るサイズ
  • アルミホイル
  • キッチンペーパーまたは布巾または清潔なタオル
  • ガスコンロ:IHは不可
  • ドライヤーまたは扇風機(冷風が出るもの)
  • コーヒーミル:腱鞘炎になっている恐れがあるので電動のものを推奨

*焙煎の方法

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①コンロ全体にアルミホイルを敷きます。敷かないと後で後悔します。換気扇も付けておきましょう。

②180g程度の生豆を40〜50℃の温水に1分程度浸し、その後もみ洗い。米を研ぐよりジェントルに。いっぱいコーヒーを飲むからと言って欲張らないのがポイント。自分の腕と相談して量を決めてください。

③温水からザルであげた生豆を布巾でくるみ、揉むようにしてやさしく水分を拭き取ります。

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④焙煎網に入れてコンロの火から25cm程度離して乾かすように振ります。縦横無尽にまんべんなく。弱火で自分だけのリズムを掴みましょう。

⑤しばらくすると湿気が抜け、網と豆のぶつかる音が軽くなるので、中火にして15cmくらいまで近づけ振り続けます。腱鞘炎を恐れずあくまでリズミカルに。

⑥無心に振り続けること10〜15分、豆の色が温かみを帯び膨らんでくると同時にパチパチはぜる音がします。これを誰もが通る1ハゼと言います。それでも構わず振り続けましょう。

⑦ミルクチョコのような色になったらここで一度考えます。どうしても苦いのが飲みたい人は迷いを捨てて振り続けます。腕の限界を察した人、または浅煎りのサードウェーブのような個性を尊重したコーヒーが好きな人はこの前の段階でコンロの火を止めましょう。

⑧邪念を捨てて振り続けた人は再び豆がはぜる音を聞くことになります。これを2ハゼと言います。鳴り止むくらいで止めると、シティローストという我々日本人が日々親しんでいる「ちょい苦」のコーヒーに。

⑨ダークチョコくらいの色になったらそれはもうフレンチロースト。一般的にはアイスコーヒーやカフェオレに使います。

⑩限りなく炭と化したらそれはもうイタリアンロースト。ご想像の通り通例ではエスプレッソなどに使います。今はシティローストでもエスプレッソを作るらしい。くれぐれも炭になる前にやめましょう。ここまできたら腱鞘炎間違いなし。やりきった自己満足にも浸れます。

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⑪火からおろしたら焙煎が進むの防ぐために、すぐさま冷風モードのドライヤーをあてます。焙煎網のふたは開けない方が賢明。意外と軽いコーヒー豆が舞い散ります。触れることができるくらいまで熱がひいたら乾いたザルに移します。

⑫ゴミを取り除きながら豆の選別。変な形をしたものと美しいフォルムのものを選り分けます。変な形の集団はその場で挽いてコーヒーを淹れてみると面白い。一風変わった味のコーヒーをお楽しみいただけます。

⑬見目うるわしい方の豆はザルに入れたまま風通しの良い冷暗所で1日放置。豆はしばらくガスを発生させ、こもると劣化するので野ざらしが不安でも、すぐ密閉容器には入れないように。

⑭腱鞘炎になった腕を慈しむようにコーヒーを淹れてみましょう。ネルドリップだと比較的豆の個性がわかりやすいです。ストロングテイスト。

さらに1週間程冷蔵庫で熟成させると角が取れておいしいという人が多いみたいです。が、日々変化する味を試すのも一興。自分に一番合ったタイミングを楽しみながら模索しましょう。僕はコーヒーを飲みながら人生の方向性も模索しています(笑)。お気に入りの一杯と読書する時間、おすすめですよ。

※生豆によってはハゼの有無、タイミングが違うことがあります。