2017年2月9日

【バレンタインブログ08】寒い日にはショコラショーを

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寒い季節になると飲みたくなるのが、ホットチョコレート。
特にチョコレートシーズンになればなおさらです。

フランスではホットチョコレートのことをショコラショーといいます。

昔、フランスに留学していた頃、パリでいちばん有名なショコラ・ショーを飲みにリヴォリ通りのサロン・ド・テ「アンジェリーナ」を訪れました。日本ではモンブランが有名ですが、パリではお店に入ると誰もがショコラショーを飲んでいたのを覚えています。

初めて飲んだパリのショコラショーは、子供の頃飲んでいたココアとは全く違って驚きました。ココアパウダーではなく、本物のチョコレートに牛乳とクリームを入れて作られるショコラショー。それ以来その濃厚で甘い魅力にすっかり取り憑かれてしまいました。

パリにいる間は寒い日には近所のカフェで頼んでみたり、ちょっと背伸びをしてホテルのサロン・ド・テに足を運んだりして、色々なショコラショーを試してみました。お店にによってそれぞれ特徴があるのですが、どこで飲んでも、濃厚で体の芯から温めてくれます。そしてそれと同時にカップを口元に持っていくときに感じるチョコレートの香りには毎回うっとりさせられました。

チョコレートはもともと飲み物だった

その昔、カカオがアメリカ大陸で初めて発見されたときには、原住民たちはドリンクとして飲んでいたと言われています。カカオ自体が滋養が高く、食物の少ないその時代には大変貴重なものだったようです。

その後カカオがヨーロッパ大陸に渡ると、まずは貴族や王族の間でホットチョコレートが流行しました。貴族たちのお茶会では専用のポットに入れられてサーブされ、人々を魅了したとのこと。きっとフランス王妃のマリーアントワネットも飲んでいたんでしょうね。私たちが知っている今現在のような固形のチョコレートになるのはその後です。

余ったチョコレートがあったら、ぜひ試してほしい

そんなショコラショーですが、実は作るのは簡単です。
久しぶりにパリにいたあの頃を味を思い出して作ってみました。

<材料>
牛乳 100ml
生クリーム(36%) 50ml
刻んだお好みのチョコレート 30g

作り方は、まずは牛乳と生クリームを鍋に熱し、沸騰直前まで温めたら刻んだチョコレートを加えます。チョコレートは刻んでおいた方がきれいに溶けるのでおすすめです。

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もし製菓用のチョコレートが何種類かあればブレンドして使ってみてください。ブレンドすると色々なアロマが広がって味に深みも出ます。

ちなみに今回は、
VALRHONAスイートグアナラ
Belcoladeスイートノワール・スーペリヤー
をブレンドしました。

 お好きな人はここにシナモンやブラックペッパーなどのスパイスを入れてみるのもおもしろいかもしれません。また、お酒はリキュールが残っていたら、できあがったショコラショーに1、2滴垂らしてみるのもおすすめです。グラン マルニエなどのオレンジのリキュールはチョコレートと相性がよいので、ぜひお試しを。

寒い季節に簡単に作れる、ちょっとした贅沢。
フランスをはじめヨーロッパの貴族たちも愛したショコラショーを、今年はぜひ手作りで楽しんでみてください。