2012年4月20日

桜のお菓子

春のうららかな陽気に誘われて、生後4ヶ月になる娘と一緒によく散歩に出掛けています。春先には近所のお散歩コースにある桜の木々を見上げ、蕾が少しずつ花開いていく様子をのんびりと眺めていました。いよいよ桜の花々も満開を迎え咲き誇るころ、また娘と一緒に鑑賞し、そして、今は日ごとに緑色の割合が増す葉桜を眺めています。

この時期の桜色と若々しい緑色の入り交じっている木々もまた美しくて爽やかです。この春は、娘と一緒に桜の美しい変化を愛でる穏やかな日々を送っています。(写真1)

眺めて愛でるだけでなく、もちろん桜のお菓子作りも楽しみました。まず、朝食用に『桜スコーン』。(写真2)

プレーンのスコーン生地に桜あんを混ぜ込み、桜の花の塩漬けを飾って焼き上げるだけの簡単レシピ。ほんのり桜色のスコーンは、桜あんの優しい甘みと塩漬けの塩味が絶妙な美味しさで春を感じる季節のスコーンです。

もうひとつは、『桜ロールケーキ』。(写真3、4)

ロールケーキは、生地でクリームを巻き込むだけのシンプルな作り方ですが、バリエーションがとても豊富。生地のタイプやクリームの種類でどれだけでも個性的なロールケーキが完成するので、レシピを考えるのも楽しいものです。今回の生地は、抹茶風味のスフレ生地。桜がテーマですので桜色の生地も考えたのですが、葉桜の頃の桜色と緑色の組み合わせをお菓子にしたら素敵かなと思い、隠れテーマを『葉桜』にして、桜色と緑色のコントラストを視覚で楽しめるロールケーキにしました。

刻んだ桜の葉の塩漬けを加え、桜フレーバーで香り付けをした生クリーム、桜あん、桜の葉をしっとりしたスフレ生地で巻いています。抹茶風味と桜風味、そして生クリーム、合わないわけが無いですよね!盛りつけはカットしたケーキを桜の葉の塩漬けの上に。ホワイトのお皿でナチュラルな和モダン風にしてもいいですし、夜桜をイメージして、ブラックのお皿でシックな雰囲気にしたり盛りつけも楽しみました。お抹茶と一緒でも、ほろ苦いコーヒーと一緒でも美味しい和洋折衷のロールケーキになりました。

こうして季節を感じるお菓子を作っていただくと、何気ない日常が豊かになるような気がします。日々の暮らしの中でお菓子を作る時間は私にとって大切なひとときになっています。子供にもいつかこの楽しさを伝えられたらいいものです。